見積もりを商品にする

クレジットカードはカードの色によって年間費が違います。
僕は特別なカードを持っていませんが、ゴールドカードやプラチナカードブラックカードなので年間に何万円という年会費を払っている方も多くいるのではないでしょうか。
その場合、利用者はカード会社から何を得ることができるのでしょうか。コンシェルジュサービス、食事が無料、ホテルのグレードアップなどいろいろなサービスが受けられると思うのですが、カード会員はそのステータスに満足して年会費を払っているのだと思います。

見積もりも有料にしてステータス向上してみましょう
「見積もり無料」と書いてある看板やチラシを見かけませんか。
なぜ見積もりは無料なんでしょうそんなことを考えるんじゃないですか。営業で回ると「一度見積もりをやらしていただけませんか。」そのような会話をしながら営業の開拓をするかたも多いかと思います。見積もりを無料でやる理由は何なのでしょうか。

見積もりが有料だと何か不都合があるのでしょうか。
新規のお客様を獲得する場合に「まずは見積もり」その次に「契約」そんな流れになっているのではないでしょうか。

見積もりを商品化にする

見積もり無料は営業文句

見積もりに必要とする時間を計算したことがありますか。
どれだけの時間を使いどれだけの能力を使って見積もりを出していますか。
単価の高い商品の場合は お客様も購入に慎重になるので大まか予算が知りたいために見積もりを無料でして欲しい気持ちはよくわかります。この場合いくらまでの商品であれば無料にして良いのでしょうか。実際大手のメーカーでは今までの実績や見積システムなので大まかな見積もりが出せるのだと思います。だから見積無料でも対応可能だと思うのですが、中小零細企業において、人件費の占める割合は今後ますます増えると思います。またベテランの社員がいなくなれば見積もりにかかる時間やコストは大幅に上昇するのではないでしょうか。その分の人件費・コストを実際に購入して頂くお客様にプラスしているではないでしょうか。

見積もり有料にするためには

ズバリ見積を有料化するにはお客様との関係性を構築するしかありません。
・あなたの会社に頼みたい。
・あなたに頼みたい。
・あなたの商品が欲しい。
こんなこと思ってもらえるようなお客様との関係性を構築する方法を考えなくてはなりません。現在は SNS の発展により、自社・個人の情報などを提供することにより関係性を築く可能性があります。
実際に知らないことや分からないことがあった場合は、「まずはスマホに聞いてみる。」そんな行動をとっている方も多いのではないでしょうか。
ならばそのスマホを活用していただくように、 商品・サービスなどを発信してお客様に認知していただきお客様との関係性を気づくことが重要です。
必要以上に売り込まないことを少し頭の片隅において行動することが重要です。

個人の発信も重要

会社の商品・ サービスを発信するだけではなく、 個人の情報も発信する必要性があります。実際に商品・サービスを購入する時に会社から直接購入するのではなく、営業マンや担当の人から購入することが多いと思います。
あなたからこの商品・サービスを購入したいと思っていただくような関係性を築く必要性があります。
どんな情報を出したらいいのかと思う方も多いかと思いますが、個人情報の特定がされないことであれば出来る限り情報を発信したほうがいいと思います。
仕事以外の情報も伝えることが大切です。趣味や好きな食べ物、学生時代の思い出などお客様と会話が進むようなことを発信していくといいと思います。

 

有料化に成功したら

いつも有料化計画がうまく進んで行けば見積もりを頼んだお客様は購入までの道のりはそれほど険しくないのではないでしょうか。見積もりをした時点でお客様になります。見積もりという商品を買って頂くわけですから。多くの時間をかけても多くの技術を使っても見積もりという商品を売ることができればきっとお客様の満足度は上がると思います。
見積もりをするまでの間にお客様の多くの情報を得ることができ、お客様の満足する形で見積もりが提供できると思います。

 

見積もりは無料のサービスではなく

見積もりという商品をお客様に販売しましょう。
顧客満足度はお店が思うのではなくお客様がどう思うかです。無料だから嬉しいだけではなく満足できるからお客様は嬉しいのだと思います。
満足する商品を作るためには全力で行動することですが、まずはお客様の皆様の商品やサービスの価値を伝えるかが重要です。

そんなお話をしています。

 

最後までお読み頂き感謝です。
昭和4年から愛知県刈谷市で印刷を生業にしています。
印刷だけでなく集客や商品・サービスの価値を伝えるお手伝いをしています。
お問い合わせ・ご相談がありましたら下記の「お問い合わせフォーム」よりご連絡下さい。

お待ちしています。

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