20時までの営業なら、20時までの楽しみ方を伝えましょう。

先日、食事に行って思ったことがありまして、

蔓延防止で閉店時間を20時のお店が多く、僕はお酒を飲まないのでお店の営業的にはもう少し遅い時間までやっているのですが、アルコールの提供は20時までと「入り口」に書いてあります。

洋食屋さんに行きました。

メニューの表紙のところに「テイクアウトできます。当店の味をご家庭でもお楽しみください。」と書いてありました。
すごくもったいないと思ってしまった。

入店したらすぐに

一番初めに見るのはメニューと店内 POP だと思います。そのメニューの表紙にテイクアウトの内容の説明が書いてある必要があるのかと疑問に思いました。
テイクアウトの内容を見るように書くのが悪いのではなく、お店に入って食事をするのに一番初めにテイクアウトのメニューを見せなければいけないのかと思います。現在飲食店の閉店時間は通常より早く終了するようになっています。地域によってはアルコールの提供は20時でオーダーストップですと決められています。この場合どのようなことを伝えると良いのでしょうか。

イメージではなく「楽しみ方」を伝えましょう。

テイクアウトを伝えるのではなく

お店に入っていきなり「テイクアウトメニュー」を伝えるのではなく、20時までの営業をどのようにお客様に楽しんで頂いたらいいのかを伝えるべきだと思います。

18時30分で入店した場合

入店時間からオーダーストップまでの滞在時間を想定します。仕事帰りにお店に寄って頂く場合18時30分ぐらいに入店して頂きアルコールが20時オーダーストップであるならば「90分」がお店の滞在時間になります。

90分にお店ができること

決められた時間にお客様が帰らなければなりません。通常遅くまで営業してるお店であればお客様自身の都合によって帰る時間を調整していたのだと思います。終電が何時だから、明日の朝早いから、もう一軒別の店に行きたいから。など色々な都合によってお客様をお店の滞在時間を決めていたのではないでしょうか。現在は政府や都道府県の要請によって20時に閉店もしくはアルコールのオーダーストップをしているお店が多いと思います。ならばこの90分に何ができるか???? 90分に何をしなければいけないのか????

90分を楽しんで頂く方法

お客様に時間の無駄を極力少なくして頂かなくてはなりません。悩む時間・料理を待つ時間・追加をする時間などお客様が考えて頂く時間を極力短縮しなければなりません。なのでメニューの一番初めにテイクアウトの内容を書くのではなく、 「90分で当店を満喫して頂く方法」(タイトルはもう少し考える)を伝えてみたらどうでしょうか。早く入店されたお客様に120分での楽しみ方、少し遅く来られた方のために60分での楽しみ方など伝えてみたらどうでしょう。

お店側が準備すること

想定する時間に提供する料理をあらかじめ決めてお客様に伝えておく必要があります。メインで食べたい料理などがお客様から選んで頂く方法でも良いと思うのですが、90分で最後まで食べて頂く内容に重視しなければいけませんので、提供しやすいものをメニューに選ぶ必要もあると思います。

時間が 決められているので

90分と決められた時間ですので飲み放題を提供するのではなく、通常よりも原価率が高いお酒等をお客様にサービスしてみたらどうでしょう。決められた時間ですと飲み放題を考えてしまうと思うのですが、飲み放題の場合は原価率の低いワインや日本酒になってしまうと思います。ここはあえて決められた時間に変えるお客様に満足して頂くために少し原価率も高く感動できるようなお酒を提供してみたらどうでしょう。

メニューの書き方もメニューの提示の仕方も考え、
お客様の滞在時間も考え、お店の価値を伝えることが重要だと思います。

90分でも楽しい夜になるように考えてください。

 

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