近くにある資源は有意義に使うべきだ。

お弁当に100円券付けて活用する方法。

時々、夜8時から開催されるマーケティング勉強会「ツヴォイ式ビジネス実験室」に有意義に参加させて頂いております。
異業種の方の話も聞けるので楽しい時間であります。
先日もコンビニエンスストアを経営される方の話を聞かせて頂きました。個人オーナーのコンビニで「地域に密着した経営」をされているようです。
夏になると 近くにある野球場で試合が開催される日が増えるそうです。
高校野球等のアマチュア試合が開催されているそうです。

地方に密着した経営をしているらしいので、管理者の方から「お店の看板」を出したらどうですかと打診されたそうです。

看板を付けましょう

球場には隣接する商店などは無く、オーナーのお店が球場から一番近いコンビニになるそうです。 ですが Google 様に「近くのコンビニ」と検索すると残念ながらオーナー様のお店は検索順位が一番にはならないそうです。
ですので是非看板を付けましょう。


可能なら野球場利用以外の方にも見ていた時がベストなんですが、
「球場から一番近いコンビニ」「お弁当等の事前予約承ります」「当日予約でも対応させて頂ける場合がありますのでご連絡下さい」 QR コードも含めてこんな感じで看板を出したらどうですか。営業時間・受付時間等も簡単に書いて「球場で看板を見た」とご連絡下さい。
もちろん電話番号等の連絡方法は入れてくださいね。

ターゲットを少しだけ広く考え

参加される選手はもちろんですが 、引率で参加される親御さん達にお弁当の販売できたらいいなぁーと相談をされておりました。
通常マーケティングを考える場合はターゲットを狭くして絞って考えると良いと言われるのですが、今回は少しだけターゲット層を広く考えてみましょう。

1.16歳から18歳の高校生
2.高校生のご両親
3.社会人などの野球を愛する人々
簡単に三つの層に分けて考えます。

高校生の場合はガッツリ弁当
高校生のご両親の場合は通常の幕の内弁当
社会人の場合はちょっと豪華な幕の内弁当

ここで重要なのは社会人の場合はどこの選手が参加されるのかも事前に情報があると大変良いと思います。遠方からくる場合、せっかく来たのだから「地元の味」を使った少し豪華なお弁当を作っても購入して頂けるのではないでしょうか。
高校生は何と言っても量を重視したお弁当を企画されるといいと思いますし、ご両親の場合は普通の幕の内弁当をご提案されるといいのかなと思います。

調理場に余裕があるのなら

現在1個の弁当の販売価格が500円ぐらいです。ここは少し工夫して購入単価を上げる方法を妄想。「1パック300円」を何個か買って頂いて売上を上げてみたらどうでしょうか。

おにぎり1パック300円
唐揚げ1パック300円
エビフライ1パック300円
とんかつ1パック300円
カットフルーツ1パック300円
卵焼きなどの 1パック300円
メガ大盛りご飯1パック300円

メニューはもう少し工夫して頂いて1パック300円を1名2個購入で600円になります。100円売上がアップしました。
僕なら基本的にご飯1個とおかず2品なので合計900円になります。500円の弁当よりも余分に400円も使ってしまうダメな自分が想像できます。

 真夏でしたら

凍ったお茶+熱中症対策商品300円
凍ったお茶は保冷剤代わりになるので便利。

100円券をお弁当に付けましょう

現在売っているお弁当が1個500円なので 100円券を付けてしまうと実質400円の弁当になってしまい、100円分利益が減ってしまうと思いますよね。そうでは無くあえて、600円のお弁当を企画して100円値上げをしましょう。単純に価格を上げるだけではなく原価50円ぐらいのできるだけ大きな唐揚げを1個追加。唐揚げでなくてもいいんですが原価50円ぐらいの何かできるだけ大きくトッピングを追加をして600円でお弁当を販売したらどうでしょうか。原価率の問題もあるので原価50円のものを追加するのは難しいかもしれませんが今回は「100円券をお弁当に付ける」そのためのお弁当の販売価格を100円アップして対応してみたらどうでしょう。

大きく100円券当日使用と書きましょう。

お弁当の包み紙に「100円券 当日のみお一人様一枚お店でご利用頂けます。」この時期におすすめの商品も印刷して包み紙を制作して下さい。
来店をして頂くための100円券になりますので、少し工夫をしながら包み紙を作りましょう。

大きく「***球場にて**弁当購入ありがとうございます。」と絶対書きましょう。普段ご利用して頂けるお客様が「俺の弁当に100円券が無い」とクレームがあるといけないので、また野球以外の弁当にも100円券の展開も是非考えましょう。

 

妄想しましょう

真夏に100円券を利用するお客様は、妄想と想像ではありますが100円以上の買い物をすると思います。またお店も100円以上の売上が上がる感じのものを品揃えすることも重要だと思います。 ソフトクリームを販売していたら、めっちゃ食べたくなりませんか、かき氷が売っていたらどうでしょう。機械や設備の購入の負担は極力減らし、今ある資源だけを有効に使うと良いと思いますが、まずは妄想しましょう「100円券を握りしめて来店する真夏のお客様の姿を」

遠方から来るお客様にも

100円券を利用して、ちょっとしたお土産を買って頂けるかも。
お土産の準備もお忘れなく。

まずは大いに妄想をしましょう。
妄想や発想は0円なので「まずは行動」しましょう。

 

最後までお読み頂き感謝です。
昭和4年から愛知県刈谷市で印刷を生業にしています。

印刷だけでなく集客や商品・サービスの価値を伝えるお手伝いをしています。
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