お花を育てる楽しみを伝えましょう。

昨年の話ですが、突然お友達に菊を育ててねと苗と土と植木鉢をプレゼントしました。

その友達は同級生で今は墓石屋さんに石を卸す仕事をしています。

現在は少子化や色々な問題によりお墓や仏壇などの需要が少しずつ変化してきているように思われます。僕たちの親世代は子供に色々な負担をかけたくないと「墓じまい」・「仏壇じまい」をしてしまう人も多いそうです。
実際、神谷家にもお墓と仏壇の中に位牌があります。このお墓と位牌はかなり昔のものなので詳細についてはわからないことばかりになっています。

そんな中でも同級生は頑張って石の販売に対し熱心に取り組んでいます。
そんな姿を見ていて僕はふと思いました。お墓を買うことは一生に一回あるかないかのことではないでしょうか。 僕の場合し先祖代々のお墓がありますので、当面墓石を買うことは多分ないと思います。

ですがお墓参りには年に何回も行くようにしています。
その時に必要なものは、お水・線香・ろうそくそしてお花だと思います。
単純に僕の中ではお墓に持っていくお花は菊だと思いまして、友達に「菊を育てよう」と提案しました。

ここで大切なのは菊を育てるものを強制するのではなく、お花を育てることに興味を持って頂くこと楽しみなって頂くことが本当に重要です。

なぜかと言うとお墓を作ることは一生に一回。お墓を作ってしまうと、以降のお客様との関係を構築することが難しいのではないでしょう。

先ほども言いましたように僕はお墓があります。
そして数年前にそのお墓の基礎を直しました。
なので当面の間は、 墓石屋さんにお願いすることはほとんどないと思います。

ですが、もしお花を育てることを石屋さんと一緒にやっていたら、お墓参りに行く時にそこでお花を摘んでお話をして行くのではないでしょうか。

お花作りが楽しくなり好きになれば、お墓参りに行く機会も増えるのではないでしょうか。
菊の花だけではなく色々なお花をお仏壇やお墓に供える機会が増えるのではないでしょうか。
そうすることによりお墓や仏壇に興味や意識を高めることになると思います。

先祖代々のお墓はありますが、実際に自分は遠方になってしまったので新しく自分の家のお墓が持ちたい人が多いのではないでしょうか。
ではその人たちはどこでお墓を買うでしょうか。

お墓を買う場合は、
ネットなどで検索してお墓屋さんを探す。
知り合いや友達にはお墓について聞いてみる。
新聞や雑誌のチラシを見て考える。
お寺などの宗教関係の人より紹介して頂く。

現代は商品を買う場合それが高額であればあるほど 、ネットなどで検索して買うことが多いのではないでしょうか。ネットで検索したところで買わなくとしても情報などは必ずネットで調べると思います。

理想の仮説を立てますと
ネットで調べたら+知り合いからお墓のことを少し聞いた。
この二つが合致した場合は、そのお店に大きく興味を持つと思います。

お墓屋さんに花を育てるコミュニティがあったら、お墓の写真だけではなくみんなが楽しくする花を育てる様子がホームページなどに掲載されていたら。

そんな風に考えると、楽しく明るいコミュニケーションがあるお墓屋さんだと思いませんか。そこに知り合いからの情報があれば。

商圏はそんなに広くないので、口コミは大変重要です。

一回のお付き合いではなく「一生のお付き合い」ができる墓石屋さん。
そんな墓石屋さんになるために、お墓を売るだけではなく楽しいコミュニケーションを作るように頑張りましょう。

その友達は今年コスモスに挑戦しています。

僕の大葉も株分けして育ててもらってます。

大葉??だと思うかもしれませんが、「どんな風に食べる」のそれだけでも会話の一つになりますしコミュニケーションになります。

まずはお店の前に植木鉢に少しの菊を植えてみませんか。

 

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